体験談・勉強方法

【体験談】色彩検定2級の勉強方法とは?通信講座の活用方法から注意点まで解説!

30代フリーランサーのフムフムです。

ライティングやイラスト、デザインをメインにフリーで作しているほか、近所の高齢者の方たちを対象に簡単な英語レッスンをしています。

「色彩検定」を取得しようと思ったのは、自分に自信をつけるためでした。

イラストやデザインの仕事をさせてもらっていますが…過去にアートを学んだ経験はゼロ。

専門的な知識と、その証明が欲しいと思ったときに頭に浮かんだのがこの資格だったのです。

そこでこの記事では、私が実際に経験した通信講座で色彩検定2級をとるために行った勉強方法を詳しくご紹介していきます。

色彩検定2級ってどんな資格なの?

色彩検定は、その名の通り「色彩」に関する検定。

文部科学省が後押ししている信頼と実績のある資格です。

この資格は「色とはどんなものなのかに始まり、色が感情に与える影響、生活や仕事のシーンにおける色の活用方法、さまざまな色の名称・歴史、色の組み合わせ方」などなど、色・色彩に関する知識とノウハウ(適切な色の選び方等)を幅広く問うものです。

受験者には専門学校の生徒・学生、販売業・デザインに携わる社会人が多く、「2級(色・配色などにおける基本技能を持っていると認められる級)」でも合格率は7割近くとかなり高めなのが特徴です。

役立てられるシーンが多く、なおかつ比較的に取りやすいといった面などにおいて、チャレンジして損のない資格だと言えるのではないでしょうか。

色彩検定2級の資格があるとできること、メリットとは?

この「色彩検定」を取ることのメリットは、検定を通し色に関する知識を得ることによって、ふだん何げなく触れている“色”を体系的に理解できるようになり、“色”の働き・効果を上手く使えるようになることです。

資格取得に向けて学んでいくと、単に「なんとなく~」ではなく、きちんとした理論に基づき自信をもって“配色・色の選択”などができるようになります。

なお、こうして得た知識は、家のインテリアや洋服のコーディネートといった日々の暮らしの中ではもちろんのこと、店舗デザインや商品陳列などといった仕事のシーンなどあらゆるところで活用可能!

アートを選考する学生さんはもちろん、

  • インテリアや毎日のメイクに色の知識を取りこんで生活をより楽しんでいきたい方
  • デザインなどの仕事のクオリティアップを狙いたい方
  • 商品陳列などを工夫して売り上げアップを狙う小売業の方
  • 服のコーディネーターやネイリストなどとしてフリーで活動していきたい方

などにもオススメできる資格です。

色彩検定2級の勉強方法は?

この資格は、難易度はさほど高くありません。

そのため、資格取得に向けた学習時間は短くてすむと思います。

わたしも、受験の2週間ほど前から大慌てで教材を手に準備をはじめたのですが、そんな状態でもなんとか1回で合格することができました。

忙しい方でもスキマ時間を活用した短期間の学習で十分に取得が狙えると思いますよ!

さて学習の進め方ですが、まずは、とにもかくにもテキストを読むことですね。

隅から隅まで、しっかりと内容を読み込んで頭に叩き込むことが何より大事。

テキストは、図がタップリで分かりやすくまとめられているので、とにかくそこに書かれていることを暗記するくらいの勢いで読み込みます。

そのうえで、苦手パートを重点的に復習し、過去問を数回ほど解いておけば概ね大丈夫でしょう。

なお、この資格取得で難しいのは、色の名称や組み合わせパターンなど、パッと見ただけでは違いがよく分からないものを正確に覚えていかなくてはならないことです。

この…細かな違いや名称をシッカリ記憶していくという点が、この資格取得に向けて一番の課題になるかと思われます。

私は「覚えにくい内容をメモに手書きでまとめ、それを常に持ち歩き繰返し見る」また「見分けの付きにくい色・配色については、カラーカードやネットの色彩サイトなどを活用してチェックする」といった方法で乗り切りました。

学習スケジュールに関しては、上記のとおり…比較的時間は短くても大丈夫なので楽に組み立てられると思いますが、ゆとりをもって1~2ヵ月前には、一応ちらっと資格内容・過去問などに目を通しておくことをオススメします。

色彩検定2級の勉強をする時に注意したいこととは?

まず通信講座における学習全般に言えることですが、“通信”で資格取得を目指すときは、自発的に学習時間をつくり準備をスタートする必要があり、これが難しいところです。

学校に通っていれば、たとえ疲れていたりヤル気がわかなかったりする日でもその場所に行くことによって強制的に自分に勉強させることができます。

ですが通信では、サポートが受けられるとはいっても、基本的には“自己責任”で学習を進めていかなければなりません。

そのため「この通信講座で学んで資格をとるんだ!」という強い意思が何より必要になります。

それがないと、いくら合格率の高い色彩検定といえども、カンタンには合格できないのでは…と思われます。

とりわけ色彩検定では、色の違いといった細かな内容が問われるだけに“しっかりとポイントをおさえた記憶”が必要。

それを自分にシッカリとやらせられるかどうかが…この資格に通信でチャレンジすることの難しさであり注意点だと思います。

通信講座で色彩検定2級を学んでみよう

この資格の取得に向けて学んでいくと、色の大切さ・色の働き/効果など、ひごろ何げなく接している“色彩”の持つチカラに改めて気づかされます。

学んだことは「生活から仕事にまで…」スグに使っていけるうえ、色やデザインなどに興味がある方なら非常に楽しく学んでいける内容の資格です。

ですから、この「色彩検定」に興味を持たれている方は、ぜひ(比較的ラクに目指せるものでもありますし)楽しんで準備をし、資格を取得してください!

皆様の合格を心から願っています。