体験談・勉強方法

【体験談】日本語教師(日本語能力検定試験)の勉強方法とは?通信講座の活用方法から注意点まで解説!

40代の主婦のなべです。

現在、3歳の子供の子育てをしながら、日本語教師として大学で留学生に日本語を教えています。

もともと仕事で海外に住んでいたので外国人に日本語を教えていたことから、日本語教師としての資格をとりたいと思い勉強を始めました。

そこでこの記事では、私が実際に経験した通信講座で日本語能力検定試験を合格するために行った勉強方法を詳しくご紹介していきます。

そもそも日本語教師ってどんな資格が必要なの?

ボランティアではなく対価をもらい、日本語教師として日本語学校や大学などで日本語を教えるためには、3つの方法があります。

  1. 大学や大学院で、日本語教育に関する主専攻、または副専攻
  2. 日本語教師養成講座で、420時間の研修を受ける
  3. 日本語教育能力検定試験に合格する

この3つのうち1つがあれば、日本語学校や青年海外協力隊などで日本語を教えることができます。

日本語教育、音声学、歴史など、幅広い分野の試験ではありますが、教える際に基本的なことを学ぶことができます。

日本語学校などの就職の際にもあると、採用される可能性が高くなります。

今は留学生や技能実習生の数も増えているので、将来性も高いと考えられている仕事です。

日本語教師の資格があるとできること、メリットとは?

今は子育てをしながら、日本語学校で非常勤講師をしています。

子供を幼稚園に預けているので、時間的にはちょうどいい働き方ができています。

私自身は海外で働いていた経験が長いので、外国人と話す機会が多いのは楽しいですし、少しアカデミックな仕事をしている気持ちになります。

専業主婦の期間が長くてあまり自分にも自信がなかったのですが、

今は日本語学校が増えたり、実習生の受け入れも多いので日本語教師は不足しており、就職もしやすいと思います。

子供に言葉を教えるのとはまた違った感じですが、それでも学生が日本語を習得していく流れには似たようなものを感じます。

日本語教師の多くは女性で、30代、40代ぐらいの人も多いので、子育てが少し落ち着いてきた人で就職する人も多いです。

通信講座ですと子育て中のママでも勉強しやすいですし、子供を幼稚園に預けている時間に少しずつ勉強もできるので、時間も確保しやすいような気がします。

日本語能力検定試験の勉強方法は?

私の場合、試験の前に、他の資格試験の勉強があったので、実際本格的な勉強をしたのは、試験の前1か月に毎日10時間ずつ勉強をしました。

当時は子どもがいなかったので朝から図書館に行き、図書館が終わるとファストフード店などで勉強をし、自宅ではその日のまとめをするぐらいの感じで、あまり家では勉強しないという学習スタイルでした。

いくつかの科目に渡るので、その日にやると決めた科目をカバンに入れて、その科目の勉強が終えて帰って来るという目標があったので、比較的勉強はしやすかったです。

教材はまず基本的な知識を頭に入れて次に練習問題をやり、最後にその項目の過去問をするようにして、問題で間違ったところを調べながら、覚えていない知識を頭に入れていくようにしました。

ですから、一度勉強はしたけど完全には頭に入っていない状態で、問題をやることで足りない知識を埋めていくような感じです。

そんな形でローラーをかけて、試験の1週間前はほとんど過去問ばかりやっていました。

通信講座でよかったのは自分の勉強のスタイルで、自分のやりたい時間に勉強ができたことです。

独学で勉強するのでは、参考書探し、問題集探し、過去問探しなど、全部自分でしないといけません。

通信講座だとこれだけの科目をこれだけの期間に勉強すれば、ある程度合格ができるという目安があるので、目標やスケジュールも立てやすかったですし、勉強の目安にもなりました。

日本語能力検定試験の勉強をする時に注意したいこととは?

自分で時間を作ってコツコツと勉強できる人はいいですが、働きながらだったり、子育てをしながらだったりすると、自分のスケジュールで勉強をするのが難しくなりがちです。

ついついドロップアウトしてしまったり、また来年勉強すればいいやという気持ちになってしまうことが多いので注意が必要です。

ある程度の勉強のスケジュールの目安はありますが、実際に勉強するのは自分ですし、意志がしっかりしている人には向いています。

勉強できない理由をつけることはいくらでもできるので、自分で強制的に時間を作ったり、家で勉強できない人は喫茶店やカフェなどで勉強するなど、自分なりの工夫をすれば、勉強できるようになると思います。

特に過去問をするときには、しっかり時間を測って、自分の気持ちを試験のときと同じように持っていき、試験当日に緊張してしまわないようにするといいと思います。

通信講座を自分の生活スタイルに合わせてうまく活用すれば、どこでも勉強ができるし、効率的な勉強法だと思います。

通信講座で日本語能力検定試験合格を目指してみよう

自分のペースでかまわないので、コツコツと勉強できる環境、時間を確保するようにするのが重要だと思います。

合格まで、だいたい300時間の勉強が目安だとは思いますが、私は当時専業主婦だったので、試験まで1か月ぶっつづけで1日10時間勉強するようにしました。

私の友人は1年間通勤の1時間勉強で合格していました。

外国人実習生の増加で、これから仕事が一気に増えそうなので、興味のある方はぜひ勉強をしてみてくださいね!