体験談・勉強方法

【体験談】貿易実務検定の勉強方法とは?通信講座の活用方法から注意点まで解説!

40代のパート主婦、花子と申します。

私は30代のときに商社系の会社に勤めており、そこで商品の仕入れ担当をしておりました。

貿易実務検定はいわゆる法律に基づいた資格という訳ではありませんが、自分の仕事の裏付けのようなものが欲しくて取得しました。

そこでこの記事では、私が実際に経験した通信講座で貿易実務検定をとるために行った勉強方法を詳しくご紹介していきます。

貿易実務検定ってどんな資格なの?

貿易実務検定とは、貿易関係全般のやり取りが学べる資格です。

海外から商品を輸入したり、または日本から輸出をするなどの際に必要な書類の作成の仕方や、見方などが分かるようになるのがメインとなります。

国内のやりとりで言えば、「送り状」のような役割を果たす「インボイス」という書類があります。

輸出入を扱う場合はこのインボイスが重要となり、これに記載されている内容を読み解く力が必要となってきます。

また、輸出入には色々な種類の保険や支払い方法などがあり、それについても詳しく学べるので、今まで貿易関係にまったく携わってこなかった方でも一からきちんと学ぶことができます。

貿易実務検定の資格があるとできること、メリットとは?

今まで少しでも貿易に携わってきた方は、より一層仕事面で役立てると思います。

例えば、貿易関係の仕事はおもに英語も必要となってきますが、私は正直いって英語は本当に苦手です。

でも貿易実務検定の勉強をする中で、書類に記載する単語、交渉やクレームに必要な英語の例文なども学べます。

教材の中にはひな形もありますので、それをほぼ丸ごと仕事に生かすこともできます。

またまったく貿易関係の仕事をされてこなかった方でも、輸出入に少しでも興味があれば「こんな感じで海外とやり取りをして商品が日本にやってくるんだ」と、今まで知らなかった世界が少し垣間見られて楽しく学べますよ。

そして、私が一番実感しているのは、再就職に大変有利ということと、時給も一般事務より貿易事務の方が高いということです。

既に40歳を越えていたので再就職が出来るか不安でしたが、貿易事務募集をみつけ応募してみたところ、とんとん拍子に決まり再就職することができました。

貿易実務検定の勉強方法は?

私が貿易実務検定を受講していた時は、現在の夫とまだ結婚前でしたが、一緒に暮らしていたときでした。

そのため結婚してお子さんもいらっしゃる方より時間は取れていた方かもしれませんが、それでも毎日遅くまで仕事をし、一応家事などもやりながらでしたので、それなりにしんどい毎日ではありました。

やはり、その中で平日じっくり勉強することはなかなか難しかったです。

本当は毎日少しでも教材を広げた方が良いのですが、毎日クタクタの状態で勉強しても逆に頭に入ってこない、ということになればやる気もなくし逆効果だと思います。

そんな時には、割り切って休日に集中して勉強をするのがおすすめです。

夫(当時の彼)に、自分はこの勉強がしたいということをきちんと伝え、土日のどちらかは必ず自分のために時間を取ることを心掛けました。

それでも家にいると、彼がくつろげなかったり、テレビの音が気になったりしたので、なるべく外で学習するようにしました。

例えば図書館の学習スペースで勉強したり、また気分転換にコーヒーショップへ行って勉強したりしました。

図書館はおもに若い学生さん達が多く勉強していてそれがとても刺激になり、また静かなので集中できました。(ときには眠くなりましたが)

ご家庭のある方は毎週毎週家を空けるのも難しいかと思いますが、例えば買い物ついでに、ショッピングモールのフードコートでコーヒーを飲みながら教材を開くのも、意外とはかどっておすすめです。

貿易実務検定の勉強をする時に注意したいこととは?

通信講座は目標をきちんと決めないと、絶対と言っていいほど途中で挫折してしまいます。

私は実際、他の講座で、なかなかはかどらずそのままになってしまったものもあります。

貿易実務検定はいくつか種類がありますが、初心者向けの「C級」でしたら、基本的には3月、7月、10月、12月と年に4回試験が開催されます。

私は春から受講をはじめ、12月にはどのような進み具合でも試験を受けると決めて、受講をはじめました。

ありきたりかもしれませんが、「この月に試験を受ける」とか、「受かったら転職するぞ」など、通信講座には必ず目標があった方がはかどると思います。

また、やはり家で勉強しようと思うと、私の場合は教材の文字を読むと眠くなり、どうしても自分に甘えてつい横になってしまったりすることも多々ありました。

だらけてしまうのを防止するためにも、時には図書館で半日や一日、缶詰状態で集中して勉強するのもおすすめですよ。

通信講座で貿易実務検定を学んでみよう

「貿易」と聞いただけで「なんだか難しそう」と思われる方もいるかもしれませんね。

しかし英語ができなくても貿易に必要な書類の英語は、そんなに難しい文法などはさほど関係ないですし、決まった単語が多く使われますので、英語力よりも、仕事の経験だと思います。

貿易の仕事に少しでも興味がある方は、通信講座を受講して履歴書に書くことが出来れば就職に有利ですし、既に貿易の仕事をしている方も、さらに貿易への理解を深められるので仕事に生かせると思います。

そして何より、知識を持ったことで今まで知らなかった世界を知ることができました。

勉強していて楽しかったので、興味がある方はまずは資料請求をしてみるのはいかがでしょうか?